夫が休日も仕事をする今日このごろ。平日と全く同じように時間を過ごしていてふと気がついた。車、あるじゃん。わたしもう自由なんじゃん。もう無免許の囚われの身ではないのである。せっかくだし息子を連れてドライブに行こう。
本当はSophia Greek Pantryへ濃厚ギリシャヨーグルトを買いに行きたかったのだけど、路肩での縦列駐車をスムーズにできる自信がなかったので広い駐車場のあるStar Marketへ向かうことにした。そしてせっかくだし近くのカフェにでも行って一息つくことにした。
気分で、Traditional Matcha Latteを注文した。伝統的な抹茶ラテとは、と思いながら。なんとお会計、7.75ドル。エッ高い・・。6ドル台だと思ってた。それでもお高めだと思っていたのに。税が上乗せされた結果である。クレジットカードを取り出す手が思わず強張った。そしてその動揺をスクリーンのチップ、0%にぶつける。そのくせ0%を押したあとは定員さんと目を合わせられない臆病者である。加えて、気まずい思いをさせやがってェ!とそもそものチップ制度に怒りをぶつける。(カフェは基本チップゼロ派だけどそれで文化的にOKなのかはイマイチ理解していない)


フフッとパシャリ
肝心のお味は、伝統的というだけあって、本格的なお抹茶のように甘くなく、まろやかな渋みのあるお味だった。いつもの甘ったるい“マッチャ”ラテではなかったからそれなりのお値段がしたのだろう。オーツミルクが抹茶に合うという新しい発見もあった。でも。ぬるかった。無念。7ドルがよりお財布に突き刺さった。
渡米直後、物価の高さにスーパーで立ち尽くしていた日々から早3年。今やもはや麻痺して、というより、意識すると生きづらいから、円換算したり物価に嘆くことはほぼなくなったけれど、やっぱりコリャ高いわ、と抹茶ラテに現実に引き戻された息子とのドライブデビューであった。トランプ大統領の関税政策などがどう物価に影響するのかは見どころであるね。
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