Life of T

アメリカ・ボストンでの生活のこと


滞米日記「夫の育休終わりにメイン州ポートランドへ。旅行記その1」

夫の育休最終週、家族での思い出を残そうとメイン州ポートランドに行ってきた。もともとヨーロッパ案も出ていたのだけど、フライトを調べその額に驚愕し、赤ちゃん連れ旅行には流石に見合わないと諦め、たどり着いたのがメイン州。ボストンから車で2時間、食も充実してそうだし、やることも適度にない。今日はその記録として日記を書く。

朝から洗濯に食器洗いに部屋の片付けに、まれにみる生産性で旅行の準備の仕上げをする。普段だったらこれで1日終了である。ただ今日は違う。これから2時間のドライブが待っている。無事に辿り着けるのか、と少し目眩がしたけれどそんな疲労に蓋をして部屋を出る。そして新米ドライバーのステッカーを貼って準備万端。夫はださいにもほどがある…と嘆いていたけど、これで運転中、周りに迷惑かけても言い訳ができる。(重要)

1人あたり1時間の運転、予想よりも楽だった。1時間頑張れば1時間ぼーっとできる。ふう。ポートランド到着後、一目散に向かったのはメイン名物のドーナツ屋さん、Holy Donuts。どうやらジャガイモが生地に使われているらしい。それにしてもよく人に話しかけられる夫、列に並んでたおばちゃんに声をかけられてたので、横からすかさず彼女のお気に入りを聞けと小突く。このドーナツ屋の7年のファンだという。そんな彼女のおすすめはホーリーカノーリ(Holy Cannoli)とのことで早速そいつを頼んでみた。

ホーリィカノーリィにはVanillaとEverythingとベリー系の何か(忘れた)の3つの種類があり、夫はVanillaを、私はEverythingを頼んだ。正直そこまでお腹が空いていたわけではなかったので、このクリームは重すぎるだろうな・・あのおばちゃんに聞いたのが間違いだったかも・・と自分の最終決定に自信を持てないでいた。

そしたら驚いたァ。こりゃおいしい!!!ジャガイモのおかげかほのかに甘いしっとりしたオールドファッション系の生地にエブリシングシーズニングの塩味とガーリックのパンチが効いている。加えて上のクリームが甘くない!なんとクリームチーズだった、思わせぶりめ。しょっぱ甘いドーナツは間違いないですね。おばちゃん、疑ってごめんなさい。もうこの感動を味わえただけでこの旅行、大満足。ホクホク。ウホホーイ。

お腹が満たされたところで少し港を散歩…といきたかったが我が家の0歳児…ではなく30歳児が暑いとごね始めたので近くの開いているカフェArabica Coffee Companyへ避難。なぜか小田和正の言葉にできないが流れてきて不意に故郷ジャパンへ想いを馳せさせられた。ここのカフェラテ、普通のカフェラテじゃない味(語彙力)がして新鮮だった。

そして時間を潰して潰して(赤ちゃん連れで早くお部屋で休みたいヘトヘトの我ら)、ようやくチェックインの時間になったので予約したエアビーへ向かう。ダウンタウンまで徒歩20分のよい立地。半地下の部屋は綺麗でよかったがどうやら洗濯が完了しておらず、ベットや枕が丸裸の状態。妻称、副業クレーマー夫、早速ホストへ連絡。サービスが完了していないので当然の権利である。そしてちゃっかり250ドル稼ぐ。チャリーン。(一応語弊がないように伝えるとホストがクリーニング代以上のリファンドを申し出てくれた。即レスだったし、スーパーホストを維持するって大変だのう)そんなハプニングはあったものの赤ちゃん連れにエアビーはナイスチョイスだったと思う。息子の服が汚れてもいつでも洗濯できるし、キッチンがあるから哺乳瓶も洗いたい放題、煮沸し放題。ついでに今回はNBCでオリンピックも観れた!ラッキー。

夜はどの日本人のブログを読んでも取り上げられてるロブスターロールのお店The Highroller Robster Co. へ。正直、ちょっとチープな外見であまりタイプのお店ではなかったのだけど、息子いるし、ちょっといいシーフードレストランで食事をするほどの体力が残っていなかった。期待値低めに入店。

まずは定番、ロブスターロール。何種類かあるソースから3種類のソースを選んでいただく形式。私たちのチョイスはメルトバター、ガーリックマヨ、ハラペーニョマヨ。これらの味のバリエーション、ボストンでは体験できないので得点高し。ハバネロマヨも気になったけれど、ハラペーニョでも結構辛かったのでハバネロはロブスターを味わうどころじゃない説あり。私はおいしくないわけがないガーリックマヨ、夫は意外性のハラペーニョマヨが好みだった。

あとはオイスターの3種盛り。すっきりとして食べやすい。

そしてボストンでは食べられなさそうという理由でロブスターバーガーもオーダー。こちらもおいしかったけどロブスターを味わいたい人にはおすすめできない。(肉にロブスターの味がかき消される)

いい感じのレストランで食べてたら300ドルとかしそうな質のものが100ドルちょいでいただける。ファストフードっぽい雰囲気だから周りを気にしなくていいし、シーフード自体は美味しいし、赤ちゃん連れにはいいかも。でもワイングラスが汚かったり(大・減・点!)、シーフードを味わうなら綺麗なお皿で雰囲気のあるところでいただけた方が個人的には好み。その分お金はかかるけどね・・

つづく、かも。(旅の記録、たいへん・・・笑)



“滞米日記「夫の育休終わりにメイン州ポートランドへ。旅行記その1」”. への1件のコメント

  1. […] さて、メイン州ポートランド旅行、締めの日記である。(その1、その2もあるお)3日目にしてようやく待望の快晴、港町日和になった最終日。実はまだ今回の旅行の1番の目的を果たせていない。そう、メイン州のうにを喰らうこと、である。 […]

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