シカゴ旅行、絵画編。アメリカ三大美術館の1つ、シカゴ美術館へ行ってきた。
滞在したホテルからバスでミシガン通りを10分ほど南下するとシカゴ美術館にたどり着く。ミシガン通りはシカゴ観光のレッドカーペットと言ってもいい。と思う。
まず初めに、マグにフィセントマイル“魅惑の1マイル”と呼ばれる日本の銀座のような高級ショッピング街に出る。さらにその先にはシカゴ川が流れ、橋を渡ると、緑豊かなミレニアムパーク、そしてシカゴのシンボルである銀玉(Cloud Gate)が我々を出迎える。そのフィナーレがシカゴ美術館というわけである。



シカゴ美術館には、たくさんの名作が並ぶ。アート素人のわたしでも知っているような、スーラのナントカ島の日曜日の午後とか、ゴッホのまだ耳ある時の自画像とか。アメリカ絵画といえば、のエドワードホッパーのナイトホークからグランドウッドのアメリカンゴシックもある。(このあたりは山田五郎氏のYouTubeで予習)
以下、チラ見せ。

A Sunday Afternoon on the Island of La Grande Jatte
Georges Seurat

At the Circus Fernando, the rider/Henri de Toulouse-Lautrec

Nighthawks/Edward Hopper
ここまでは前座、予習したからこその感動はもちろんあったのだが、私が今回、1番印象に残ったのはコチラである。

豚?
題材が斬新すぎて一目惚れした。普通、人物とか風景とかフルーツとかの題材が多い中で、豚を選ぶところに惚れた。(悪に惚れる中高生)しかもなんか、エグいのにエグくないというか、やわらかく表現しているところにキュンッ。なんて。
調べてみると、カイユボットというフランスの印象派画家の作品らしい。題して「Calf’s head and OX Tongue」Calf???と念のため調べたら、子牛でした。あはは。OXもついでに、去勢された雄牛のことらしい。初耳。てへへ。話をカイユボットに戻すと、有名な作品に、パリ通り/雨の日、床削り、ヨーロッパ橋などがあり、パリの風景や上流階級の日常を描くことが多い。不愉快なテーマと柔らかな筆致とパステルカラーの矛盾は彼の特徴の1つ。
ちなみに、このシカゴ美術館にその代表作、パリ通り/雨の日があったらしく、見逃した自分には心底失望している。でも、心残りがあった方が、記憶に残るよね。またいつか観に行こう。

(これもカイユボット 素敵)
The Yerres, Rain/Gustave Caillebotte
お気に入りの作家が新しく見つかったことが今回の大収穫です。あとはおまけメモ。



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