Remember that the days may feel long but the years will go by fast. 夫が育休に入る時に頂いた職場の人からのメッセージがずっと心に残っていた。そして、1年が経った。
自分がどう感じているか?いいな、と思った他人の言葉を、カッコつけたりめんどくさがって、そのまま使ってしまいがちではあるが、ちゃんと自分の気持ちに向き合ってみると、正直、あっという間だったとは言えない。気がする。
思い返してみれば色々なことが変わったからである。自分の生活スタイル、優先順位、価値観、食事内容、夫や親との関係性などあげ出せばキリがない。わたしは変化に慣れていないカチカチな石のようなヤツなので、そこに要するエネルギーは半端ないものであった。あはは、
でもおむつ、ハイッ、ミルク、ハイッ、ご飯、ハイッとわんこそばのように童の生理的欲求に応えていたら気がついたら自己最高記録が出ていたというような、そんな気もする。そういう複雑な感覚であーる。
さて、話は変わるが、そうやって模索してきた1年の節目のお祝いに何をするか、なかなか決められずにいた。写真撮って、一升のお米背負わせて、スマッシュケーキ(ケーキを差し出して自由に食べてもらう1歳バースデーのアメリカ恒例行事らしい)作って、自分たちにも何か特別なもの・・作れたらいいけれど。朝起きて、本当に全部できるかな、と憂鬱になった。あはは。こういうことを自然に楽しめればいいのだけれど、何が義務感を感じてしまう。
写真とか親が食べるものは自分たちのためのものだけれど(それも大切)、スマッシュマフィンは童も少しは喜んでくれるだろうと、これだけはやろうと眠い目にアイスコーヒーを飲んで、決意した。そして材料を買いに、ホールフーズに向かった。
材料はこんな感じ。(全部ではない)(意味ない)

ギリシャヨーグルト、トレジョーの方が安いけどもしなかったらまたホールフーズに戻ってこなきゃだよな?むむむと、ちょっとお高いやつをホールフーズで購入。そしてこれみよがしに強調しちゃう

洗いものケチって小さいボウルで作るとハラハラするよ。この粉っぽいものはオートミールと栄養豊富なヘンプシード(大麻草)をフープロで砕いたもの。

でけた。途中省略。(写真撮る余裕ゼロ)上に乗ってるのはクリームチーズにドライラズベリーを粉砕したものを混ぜたもの。常温にしておけばもっと滑らかな感じになったと思われる。まあいいのさ。

無事にスマッシュ。ああッ!!と思いかけたけど、これはスマッシュのためのものだったと持ち直す。午前中はしゃぎすぎて機嫌悪く、喜ばれることなく散っていった。

ちなみに親のごはんはこちら。主役は童なので、至って普通。醤油などに漬けておいたチキンウィングをせめて揚げた。あと、スパークリングワインを。(お値引き品)遠慮せずゴクゴク飲めて大満足〜。たまにはこういうのもいいね。
離乳食のおかげで、食の自由度と幅と健康意識がかなり上がったと思う。レシピ基準ではなく栄養基準で自由に色々なものが作れたり(最悪失敗しても食べられればいいから大手を振れる)、砂糖なしで甘みを出す方法を知ったり、スーパーフードの知識増えたり、これが結構楽しい。(ただし余裕がある時に限る)
そうやって、この1年、今まで自分が知ることのなかった人生の楽しみ方を子育てを通じて広げてもらってきたのだ。
親には育ててもらった、たくさんのことを与えてきてもらった、という意識が強くあったけど、親と子はお互いに与え合っている存在なのかもしれない。そう思うと、バースデーで何をやろうかとかそういうことが義務感ではなく、自然に内側から出てくるね。
Remember that the days may feel long but the years will go by fast. これを聞いても、日々の繰り返しと童の成長の早さにどうしたらいいのさ!と戸惑いしかなかったけれど、まあこんな感じで1日1日を新しい発見とか成長の喜び、疲労の嘆き、繰り返し遊びの退屈さ(あはは)など、童を想いながらとにかくじっくり味わい尽くすことが今を大切にするということなんだな。これは子育てに限らず。ウンウン。
ありがとうそしておつかれさま。より素晴らしい1年にしていきましょう。
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