Life of T

アメリカ・ボストンでの生活のこと


米旅日記「シカゴはシカゴピザだけじゃない」

3泊4日で、シカゴに行ってきた。ニューヨーク、ロサンゼルスに続いてアメリカ第3の都市であること、やることそんなになさそう(ただの調査不足説)というだけで上半期の旅行先にすんなり決まったのであった。このシカゴ旅行においては3つのテーマがあった。食、絵画、建築である。ということでまずは、食について記録しようと思う。

Gold Coast Dogs

本当はホテルに向かう途中でシカゴドックで有名なお店に行く予定だったのだが、空港にお昼すぎに到着し、腹が減って力がでない。しかも都心まで1時間以上かかることが判明し、無念だが致し方なしッと渋々空港メシに。しかし不幸中の幸い、奇跡的にシカゴドックのお店を発見し、まだまだここからァとテンションが上がったのであった。

ポピーシードのバンにフランクフルト、ピクルスに玉ねぎ、青唐辛子の酢漬け、そしてトマト。(多分他にもトッピングあったけど、荷物紛失騒ぎで覚えていない)空腹にホットドック、最高であった。普通のホットドックより生野菜入ってて健康的だし、青唐辛子の酢漬けがいいアクセント!ちなみにシカゴドックはケチャップはつけないのが正しい食べ方だそう。(だってトマトもう入ってんじゃん!ってツアーガイドさんが言ってた)

Lou Malnati’s Pizzeria

シカゴといえばシカゴピザ!(それしか知らなかった)シカゴピザ発祥のレストランはUno Restaurant。他に有名なのが、Lou Malnati’sとGiordano’s。我らはYelpで評価が1番高いという理由だけでLou Malnati’sに行くことにした。ちなみにこのLou Malnati’sはUnoを父と共同経営していた息子が独立して開いたレストランとのこと。

まずはサラダ。これが革命的美味しさであった。レタスにトマト、オリーブにブルーチーズ、そしてカリカリベーコン!ドレッシングが最高で、何を入れているのかサーバーさんに聞いてみたら、砂糖、オリーブオイル、ハーブ、ヴィネガーだと言ってた。全体的に適当なサーバーさんだったので信用はしていないが今度試してみようと思う。夫はこんなに美味しいサラダでもオリーブを食べようとしなかったので、オリーブ嫌いがわたしの腕の問題ではないことが判明し安心したのも収穫のひとつ。

お次はチキンウィング。チキンウィングってこんなに美味しい食べ物だったのね、と感激。外カリカリ、中ジューシー。ハニーBBQソースが合う。チーズソースが、チーズ弱めガーリックマシマシな感じが好みだった。

そしてオオトリ、Deep Dish Pizza a.k.a シカゴピザである。2人前となるsmallをオーダー。サクサクの生地にチーズどーん、ソーセージどーん、トマトソースどーん!期待通り分厚い!!!トッピングは色々あったのだけど、適当なサーバーのおすすめ、ガーリックのみ。今思うと、ガーリックが合わないわけないよね(怒)自分で頭を使うべきだった。あはは。小さいピースなのに一口ごとに胃の中でボーリング玉が出来上がっていくような、カロリッシュなおディープディッシュであった。

これだけ分厚いのだから、もちろん焼くのにも時間がかかる。オーダーからサーブまで45分くらいかかるからねって事前に言われまくる。ピザの耳もね、サクサクだから残したいなんて気持ちは一切湧いてこず。サクサクいけた。ピザというかパイでした。

残ったピザは残念ながら、ホテルの冷蔵庫の中で一度も蓋を開けられることはなかった。

Chef Ciccio, Beef-Balls-Beer

Navy Pier内のなんてことないフードコートの一角のお店。ここではItalian Beefを頂く。日の光に白いテーブルに、なんだか公式写真みたいになった。あはは。盛りたいけど盛れ過ぎても現実味がなくていやね。このイタリアンビーフもシカゴの名物だと調べて気になっていたやつ。フランスパンとホットドックバンの中間のようなバンズに牛肉とチーズがモリモリッ。バンズは肉汁でひたひたであった。このビーフがガーリックとハーブで炒めてあって、ハーブの新しい使い方を教えてくれたよ。リバーツアーの後でお腹ペコペコ、ペロリと平らげてもうた。

Fire Cakes Donuts

アメリカ旅行といえばご当地ドーナツ巡りでしょう。旅行系YouTubeを観てこの緑のピスタチオドーナツに惹かれてしまった。オールドファッションなのに重すぎず、でも食べ応えがあって、大満足。緑なのはピスタチオソースではなくただの砂糖に着色したものっぽかった。上に乗ってるのだけがピスタチオでしたよ。念のため。パシャパシャ写真撮ってたら、夫「写真撮りにきたの?」。これから食べるんだってば!ねェ?失礼なッ

いっぱい撮ったのに結局全然盛れなかった

Lou Mitchell’s

お通しのドーナツがおいしいとあさひてらすという朝日新聞社のブログに書いてあったので。(プロなので記事が読みやすく面白い)ルート66というなんか聞いたことのある車道沿いの有名ダイナー。ジミーカーターやブッシュ、オバマなど数々の大統領が訪れたとも言われている。パンケーキとワッフルと卵料理、つまりアメリカンブレックファストが美味しいらしい。

これこれコレコレ。まあおいしいけど、まあおいしい止まりな感じだったな。あはは。多分、あのブログ読んでなかったら、超絶おいしい!という感想になっていたと思う。事前調査の弊害なり。

そしてわたしはくるみワッフルを。家じゃ作れないやつ。これもまた美味しかった!なんと生地の中にくるみが入ってるのだ。そういうトッピングの仕方もありなのねとまた勉強になった。

ワッフルメーカーほしくなっちゃたなァ(^^)と夫に言ったら、あのパン工房(発酵機のことだと思われる)みたいになるよと言われて、図星にただ口を尖らせた。

賑やかで狭いところが大の苦手な夫は、動揺していつもは選ばないパンケーキをチョイス。(いつもはしょっぱいものを頼むタイプ)行き先はダイナーだったけど、ホテルの優雅な朝食をイメージしていたのだと思われる。確かに狭かったし賑やかだった。ついでに最初2人がけのテーブルに案内されて息子がコーヒー用のミルクひっくり返して最悪の空気になった。あはは。挙げ句、隣の卵料理を目に、なんでそっちにしなかったんだろう、このバナナパンケーキ、この部分バナナゼロだしィ!!とゴリラ化してた。日曜朝に1歳児(とゴリラ氏)と行くところではなかったかもしれない。あはは。

その他

シカゴ美術館の中のカフェにて。スイートポテトフライにメープルミソアイオリソースがツボであった。さすがメニューにもアート感じた。

NOMIというアメリカンジャパニーズレストランにて。洋梨のピュレがタコとじゃがいものグリルにベストマッチだった。こうやって上手にシーフードとか野菜に火を入れられるようになりたい。

シカゴがこんなにもおいしい街だったなんて、知らなんだ。毎日お腹が喜ぶ旅でした。



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