「テレビってどうしてる?」ママ友と必ず話題に上がるテーマである。みんなきっとテレビで一息つきたい欲求と、子供の健やかな発達を想う気持ちの間でブンブンに揺れているのだろう。友人がしっかりやっていれば、ちゃんとしようと自分に鞭を打てるし、緩ければ、まあそうだよねェと、自分にアメをあげられる。でも結局は、自分の中での軸が決まらない限り、日常生活ではブンブンに心が振り回されるままである。
アメリカでは検診ごとに小児科医からピシャリと、こんなメッセージが送られてくる。「Do not put your baby in front of a TV or computers. Babies at this age do not benefit from screen time」正論でございまァす。赤ちゃんの最重要課題は、彼/彼女たちの生きることになるこの現実世界を ー見て聞いて触れて味わって嗅ぐ ー 五感で感じ尽くすことである。
そんなこたぁわかっている。ただ現実は、ずーーーーーーっと赤ちゃんと一緒にいると疲弊する。かわいいは正義、にも限界がある。むしろかわいいことが重荷となる。彼に構ってあげられる(色々な世界を見せてあげられる)大人は今このわたししかいないというプレッシャーは、まるで長距離バスの下からポタポタとガソリンが漏れ出すように心身を消耗していく。だから、気を紛らわしたくなる。テレビをつけたくなる。テレビがあればそっちに自分または息子の注意が分散するので少し、そのエンジン漏れが止まる。
つけたい。だめ。つけたい。だめ。つけちゃった。負けた。つけたい。だめ。つけちゃえ。あーあ。つけたい。だめだめ。つけたい・・こういう葛藤に無駄に意志力を奪われ、毎日ヘトヘトになる。実にモッタイナイ。だからちゃんとこの問題に向き合うことにした。答えは他人ではなく、「なぜテレビがいけないのか」を理解することにある。と思う。
なぜテレビがいけないのか?と自分に真面目に問いかけてみると、発達上よくないんでしょ、以上の答えが出てこない。あはは。この曖昧さが、自分の意思力を弱らせている1つの原因かもしれないと、ちょっと調べ物をしてみた。(と言ってもソースは1つ・・)ボストンチルドレンホスピタルのウェブサイトによると、1歳半の子を対象にした研究で、1歳の時にスクリーンと過ごした時間が多ければ多いほど、低周期?(low frequency)の脳波が強くなると示した研究結果があるとのこと。つまり、脳がだらけるようになる。脳がだらけるから、集中力や自己管理能力に問題が出てくる。らしい。
ある日、どうしても夫とご飯をゆっくり食べたくて、アメリカの大人気育児ユーチューバーMs.RachelのYoutubeをつけた。それがすごい。あんなに動き回る9ヶ月児がピタッと止まり、ひたすらにジーッと画面を見入るのだ。ああラク〜〜〜〜ヒャッホー!と思うと同時にこりゃあよくないな、とも感じた。これは半年に1回だけだよ、と夫に何度も言いながら、自分に言い聞かせた。あはは。何もなければ、何か面白いモノないかなとひたすらに動き回り、何か物を見つければ手に取り口に入れ、つかまるところを見つければ自分を持ち上げたりしてみるところ、テレビがついているとただ一点を見つめるだけだからである。脳がだらけるという研究結果にも納得がいく。
そのウェブサイトには、2歳になれば1日に1時間はOKと書いてある。そこまでの辛抱である。子どもが自立したら、テレビなんていくらでも観られる。今くらい、自分の欲求を封印して、子ども第一に考えたほうがいいよねというのがわたしの結論である。まあでも、たまにはつけちゃうと思います。我慢のしすぎは持続可能性がないからネ
コメントを残す