「僕はこの間、日本で音楽を引退した。次はパリで個展がある。こうやって、僕は次の電柱、そしてまたその次の電柱と、そうやって頑張ってきた。」わたしの崇拝する辻仁成氏がラジオでそう話していた。ハッ。息子の生活パターンができ(ここ数日は夜泣きが始まりまた少ししんどくなっているけれど・・)、夫のいない日中にも慣れてきた今日この頃、全く前に進んでいる感じがしないのは、電柱がないからだ、と気がつかされる。
でも、子育ての電柱ってどう立てるものなのかしら。子育ては、マイナスをゼロにするもので、ゼロをプラスにする仕事とは性質の違うものだから、「これができるようになる」という目標は立てづらい。
うーん、まずは子育てにおけるワクワクする未来を思い描いてみよう。家族で川の字で寝てみたい。家族でプールに行って遊びたい。息子と一緒にお菓子作りがしたい。息子と話をしてみたい。家族でジブリとかハリーポッターとかの映画を観たい。家族でアメリカ横断の旅をしたい。おおーいいね、ワクワクする。これが電柱になるのかもしれないね。じゃあ、そんなワクワクする未来のために今できることはなんだろう。まずは、息子を生かすこと。ピリピリしながらもずっと息子の動きを気にかけているのは無駄じゃない。夫婦で仲良くいること。 つい昨日、自分が夫にして欲しいことをイライラすることなく夫に伝えることができた。(これが意外と難しい笑)自分たちが健康でいること。週に1回のプールに、食後の散歩はできている。ご飯も可能な限り自分で作れている。なーんだ、ちゃんと前に進めているじゃないか。(ふう)
ただ自分にはそもそも、子育てロードだけでなく、キャリアロードも存在する。そこに対して何もできていないことも、日々前進感を感じられない大きな原因である。でもキャリアとなると、子育てみたいにワクワクする未来を思い浮かべるのが難しい。子育てと仕事の両立でストレスフルになる未来しか見えない。笑 そりゃあ、動き出せないわけだ。日本の少子化の原因の1つもここにあると思う。自ら地獄に足を踏み入れるようなドMはそういない。自分の場合、やっぱりまだ異国での子育てでいっぱいいっぱいなのかもしれないし、これだ!と思えるものを見つけられていないのかもしれないし、今頭の中にあるもののやり方を工夫すればいいだけかもしれないし。少なくとも、キャリアロードがあればもっとワクワクできることだけは分かっている。だから、キャリアと子育てを両立したワクワクする未来を、あせらずあわてずあきらめず、模索していきたい。
と、こんな感じで、辻仁成氏は私の進むべき道にヒントを与えてくれる。心の拠り所である。そしてこの間、ついにTUJIVILLEという辻仁成氏が村長を務める村(ファンクラブ)の村人になってもうたァ。たはは。うれしい。このブログだって、辻仁成氏のように生きたいと思ったから、はじめた。何か得るものがあるかもしれないし、ないかもしれない、でも行動あるのみ。
そんなある日の夜ご飯はこの間メイン州でゲットしたたらこ(なんかでかい)を使った、たらこスパゲッティにしようと思った。

レシピは辻仁成氏のブログから。ただね、気がついた。今日使った材料は、たらこと、バター、マヨネーズ、オリーブオイル、ごま油、塩昆布。脂質しかなーい。まあ、たまにはさ、いいよね。わたしの母の作るたらこパスタはパサパサで嫌いだったけど笑、可能な限り脂質をカットしてたんだろうなァ。

もうちょっとたらこの割合増やしてもよかったかも、、とってもギルティな美味しさでしたとさ。
コメントを残す