Life of T

アメリカ・ボストンでの生活のこと


お料理日記「最近のモヤモヤ食材、一掃デー」

冷蔵庫で今か今かと調理されるのを待っている厄介なヤツがいる。

キャッサバである。キャッサバなんて、高校の地理で、アフリカ、キャッサバ、アフリカ、キャッサバてきな感じで実物を知らずにとりあえず丸覚えしていた以来の再会である。HMartの芋コーナーにいた。泳いだ後で相当気分が良かったのだろう、たまには冒険してみるか♩と買ったはいいものの、冷静になると、なんか皮がゴツすぎるし、ワックスみたいなのついてるし、どう調理していいのかわからない。どこまで本当かはわからないけれど、生だと毒があるとか書いてある記事もあるし、ハードルがどんどん上がっていく。今までの私だったら、その高いハードルに耐えきれず、そのままゴミ箱ポイである(オイ)でも今の私は違う。フードロスゼロを掲げたからには向き合わなければならん。未知の味に怯えながら、まあ、スープなら間違いはないだろうと、カレースープに入れてみた。

残り物のセロリと玉ねぎとソーセージもぶっ込む。悪くない。ねっとりした食感の芋。味にクセはない。スープにとろみが出てまろやかな仕上がりになった。中に芯があるので、それは取り除いて入れるべきだったと反省。朝ごはんに食べるとカレー粉のスパイスで体温も上がりそうだし、胃にも優しそうだし、腹持ち良さそうだし、いいかも。

ただ、キャッサバ全てはスープでは使いきれない。他、何に使えるかなぁ〜。そういえば冷凍庫に、あいつもいたな。

グースのフンではない。(一応)だいぶ前に作ったグリーンカレーペーストである。(レシピはこちら。意外と簡単だし、自家製ペーストを作ると幸福度が上がるのでおすすめ。)これも霜ついてるし、ちょっと敬遠していたやーつ。けど、ちょうどいい、夏野菜+キャッサバのグリーンカレー、作っちゃおう。

ドーン。グリーンカレーにも違和感なく溶け込んでいたキャッサバさんでした。心なしかお腹の調子もよいです。

あともう1つ、今日はダメになりかけのものを救出した。Kirklandのターキーブレストである。フライパンを使わずにタンパク質が取れるので、忙しい朝にもってこいなのだが、最近、和朝食が多く、使いきれないでいた。正確には、賞味期限が切れて、どうしよう〜〜〜と尻込みしていた。最後の1パック、封は開けていなかったので使えるとは思うのだが、少し気が引けるのであーる。そこで最終兵器、テレフォンの切り札を切った。連絡先はもちろん母。そして母「じゃあ焼けばいいじゃない、卵落としてハムエッグにしたら」ほう、いいね。そして作った。卵に加えて、Havartiのチーズも焼いてみた。カリカリっ。そして最後にトリュフオイルを回しがける。

見た目ぐちゃぐちゃだけど(卵をどこに落とすか迷いっ)、これが、感動的に美味しかった。カット野菜もトマトもぜーんぶコストコ。コストコラブ。これは飽きるまで作り続けるだろう。

残りものには福がありますネ



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