夫は気づいていないだろう。私が今なぜ無言で不機嫌になってダイオキシンをまき散らしているか。それだけちっぽけでくだらないことに私はプリプリプンスカプンプンしているのだ。
子どもがどちらに似ているか問題である。(どーん)(本当にくだらなかった)最初にちゃんと言っておくと、どっちに似てたって息子はかわいい。(本当に!)生まれてからずっと夫よりだな〜と思ってきた。でも最近共通の友人に、お母さんに似てるね、と言われることが少しあり(気を遣って言ってくれているのかもしれないけれど)、確かに、目のあたりが前よりか自分に似てきたかな、と感じ始めたのである。そりゃあ、ちょっとうれしい。
それを夫に言ってみた。「最近、目のあたりが少し自分に似てきたかなって思うんだよね」そうしたら夫は言った。「いや、全部おれに似てる!」モヤァッ・・・私の心に暗雲が立ち込める。私「客観的にみてよ」夫「自分の子どもを客観的になんてみれない」・・・それは一理ある。目元が似てるかも♡なんて私の思い込みかもしれない。実際、最近ハリーポッター観すぎ説も濃厚である。(ハリーは作中、母リリーに目が似てると言われまくる)どっちに似てたって息子は息子だ。関係ない。それでもずっと夫のみに似てると言われ続けると徐々に怒りのタネが成長していく。
夫の脳内を想像するに、ただ“息子、かわいい”だけである。妻と比較してどうとかそういう意識は全くないだろう。(あったら考えものである)ただかわいい息子を目の前にピンク色になった脳内からそのまま言葉を発しただけだろう。
ただ、私の半分の遺伝子も少しは尊重して欲しい。(プリプリ) お腹を痛めて産んだ子だ。至らぬ点もあるが、日々、自分なりに息子を考えて子育てもしている。心の中で自分に全寄りだなウホホと思うのは自由である。でもせめて妻の前ではその半分の存在をかき消さないで欲しいのだ。あ、いまはパパに似てるね♡いまはママだね♡うふふふ、みたいな、そんな会話がしたいだけなのである。
疲れていると、こういう取るに足らない言葉尻が気になって、被害妄想が勝手にどんどんと膨れ上がって、そして私は無言になる。(どーん) その無言の怒り(メラメラ)に夫が勘づき、防衛反応で怒り、そして喧嘩に発展する。これが我が家の夫婦喧嘩、パターンAである。今回は、くだらなすぎる自覚あり、ちょっとダイオキシン漏れ出したものの、なんとか自分で腹ワタを鎮められた。ふぅ。あぶないあぶない。
そんな本日の夜ご飯はしょうが焼き。オリンピック観ながらゆっくり食べてる夫に、ゆっくり食べてる場合じゃないよ、早く食べ終えて息子の面倒交替して、と言ったら、生姜焼きがおいしくておかわりしてるんだと。確実にそれまでゆっくり食べていたけど、悪くない言い訳ね。

夫も私も1週間、頑張りました。ゆっくり休みましょう。
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